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製織技術

  • 2021年2月10日

【エアージェット織機】緯糸張力補正装置ABS

どんな装置? 緯糸が到達する前にこの装置が動作すると、糸そのものにブレーキをかけ、到達時のショックを軽減します。 メリット 弱糸が到達時に切れにくくなったり、緯糸緩みが減ります。 デメリット 到達前にブレーキをかけるため、若干遅くなります。そこで到達角度を早めることになるため、結果的にエアーの消費量は増えます。 構造 エアーの通り道にコの字型をしたブレーキを設置します。 このブレーキ部分が、糸が射 […]

  • 2021年2月9日

【エアージェット織機】緯糸緩み ④

④ メインノズルが詰まっていないか 長年使っているとメインノズルが詰まることがあります。 メインノズルが詰まっていて、タンデムノズルは詰まっていないとき、緯糸緩みを誘発しやすくなっています。 対策 スレッドガイドを取り外し掃除します。 また、スレッドガイド以外も汚れが付着している可能性があるので メインノズルの先端からパーツクリーナーを吹き込みましょう。 メインのバルブの方にも汚れがたまっている可 […]

  • 2021年2月5日

【エアージェット織機】緯糸ゆるみ ③

③ 枠高さの確認 下糸が高すぎないか 下糸が高い場合、早いタイミングで下糸が緯糸に接触します。 そうすると、伸びきる前に接触することになる場合があり、緩みにつながります。 特に枠をワイヤーで釣っている場合は、ワイヤーが伸びて枠高さが変わったり、 かかる織物の糸の総量によって高さが変わってしまうことがあります。 オススメの調査法は? クランク角度を180°にして下糸の位置を確認してください。 裏織か […]

  • 2021年2月3日

【エアージェット織機】緯糸ゆるみ ②

② 到達タイミングの確認 到達角度が遅すぎないか 到達角度を早めると、緯糸が到達した後にTwショックを修正する時間を大きく取ることができるようになります。 緯糸入れ角度が遅すぎないか 緯糸入れ角度を早め、到達角度が変わらないように調整する場合は、Twショック自体が小さくなり、緩みが減少します。 オススメの調整方法は? コスト的な観点から言えば、緯糸入れ角度を早めて、到達角度を変わらないようにした方 […]

  • 2021年2月2日

【エアージェット織機】緯糸ゆるみ ①

① サブノズルとバルブチェック ・サブノズルの圧力は小さくないか サブノズルの圧力設定の基準として、まずはメインノズル以上であることが条件です。 これは織機によって異なりますが、少なくともメインノズル以下に設定することはありません。 次の基準は実際の到達角度と計算上の到達角度の差が10°~20°くらいになるようにしてください。 ・サブノズルの噴射区間は短くないか 噴射区間の長さは織機によって異なり […]

  • 2021年1月29日

新規織物の試作を行うときのコストについて ③

基本的に通常織物よりも割高 経糸が何かの定番品と共通、筬も共通なら話は変わりますが、経糸の規格が定番品と何も被らない場合は基本的には割高になります。 これを資材織物の観点から解説してみたいと思います。今回は製織編になります。 織機に載せてセットする 経通しが終わったら織機へ載せます。 その後、ドロッパーやヘルド、筬を所定の位置にセットしていきます。 何人でやるかでこのセットする時間が決まってくるの […]

  • 2021年1月28日

新規織物の試作を行うときのコストについて ②

基本的に通常織物よりも割高 経糸が何かの定番品と共通、筬も共通なら話は変わりますが、経糸の規格が定番品と何も被らない場合は基本的には割高になります。 これを資材織物の観点から解説してみたいと思います。今回は経通し段階編になります。 経通し準備を行う 試作用のビームが出来上がったら、必要な部品を揃えていきます。 ドロッパー、ドロッパーバー、ヘルド、ヘルドロッド、筬を揃えます。 ドロッパー 一枚5円前 […]

  • 2021年1月26日

【エアージェット織機】緯ミス糸自動処理装置(TAPO)について 

緯ミス糸自動処理装置(TAPO)とは これは緯糸が正常な姿勢でヨコに入り切らず、右側のフィーラーが、よこミス(ループ、短尺、ちぢれ)を検出した際に作動し、 自動的に緯ミス糸を除去し、再稼働する装置になります。 この装置ができた背景 元々は止め段がちょっと時間が経つと出てしまうような織物に対して、すぐに織機を動かすために生まれたそうです。 動作フローチャート 通常動作と異なるポイント ミスを検知した […]

  • 2020年12月15日

織物欠点③

厚段 その箇所だけ緯糸密度が高くなっている箇所 織機が停止から動き始めるときに出る場合が大半。まれに布を引っ張っているローラが経年劣化で引っ張れなくなると、ちょっと滑って織り前が戻ってしまい、厚段になることもある。 基本的には織機の調整不足。打ち込み性を下げる調整が必要。 織り込み 織り前から見て右側に出ている場合は調整不足。糸が伸び切っていない可能性大。 左側に入っている場合はTAPO(トヨタ自 […]

  • 2020年12月14日

織物欠点②

テンプル筋 テンプルの針が織目を開いてしまう、あるいは糸を切って穴をあけてしまう不良。 織物の規格にテンプルの針の規格があっていない場合、テンプルが織物を引っ張る力が適切でない場合、テンプルリングに不良がある場合などによって引き起こされる。 緯糸二本並び 本来なら緯糸は1ショット1本だが、1ショット2本になってしまった場合の不良 予備のチーズがなんらかの原因で一緒に入ってしまった場合などによって引 […]