- 2021年4月26日
海外の製織工場との比較
数年前に見学させていただいた東南アジアの工場です。 数は力を体現しています。いかに織機を更新してもせいぜい1.2〜2倍くらいの速さで織れるのが限界です。 海外はこんな工場が多いので、日本の機屋さんはそれを踏まえて今後の戦略を立てていく必要があると思います。 ちなみに弊社の戦略のうち一つは小 […]
数年前に見学させていただいた東南アジアの工場です。 数は力を体現しています。いかに織機を更新してもせいぜい1.2〜2倍くらいの速さで織れるのが限界です。 海外はこんな工場が多いので、日本の機屋さんはそれを踏まえて今後の戦略を立てていく必要があると思います。 ちなみに弊社の戦略のうち一つは小 […]
表現する単位がいっぱいある 繊維業界は古くからあるせいか、単位が統一されていません。 なので使い分けるシーンが出てくるのですが、これがめんどくさいです。 長さを表すとき 長さを表すときにはヤードかメーター、インチで表す場合が多いです。 コンテナだけフィートなんですよね。なんででしょう? 織物の場合は反 […]
扱うものが布のため、多少の伸縮はあります。 そのため、1反の長さがわりと適当な場合があります。 また、湿度によって伸び縮みするので、それを理由に短い時も結構あったりします。 ほかにも布を作るにはビームの糸をきっちり使うというのは存外めんどくさかったりします。 そのため、端数を載せてくることもありま […]
どこの業界にもいると思うのですが、いますよね。職人な人。 別に職人気質なのはいいと思います。ただ、職人気取りなのはいただけません。 よくあるのが、自分が今までこうやってきたからそれが絶対に正しいという人。 それに理論的な裏付けがあったりすればいいのですが、そうでない場合はやっか […]
機械によって癖がある やー、最初にこの業界に入ったときにこれは散々聞きました。 「同じ織機でも、台ごとに癖がある。それを見極めて調整するんだ。これには長年の感が必要なんだ。」 的な。 わりとこれはどこの機屋でも聞く話らしいですね。そこそこ大きい会社でも同じみたいでしたね。 癖はあるのか? […]
でめって何? 今回は「でめ」について話していこうと思います。 この「でめ」の語源や由来はわからないのですが、おそらく出しゃばった目方(余った目方)と勝手に思っています。 どうしてでめが発生するの? なぜでめができるのかというと、織物は経糸と緯糸からできています。 そしてこのあたりだとインチ間 […]