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繊維技術部

  • 2021年7月7日

IOT 稼働率センサーとその不具合

資材系機屋の織機の稼働時間は基本長時間です。また、機械を効率よく動かすためには織機の停止回数が少ないほどいいです。しかし、数台ならまだしも数十台になってくるとどの機械がよく止まっているなどの把握が難しくなってきます。特に弊社は細かく織物を替えを行っているため、機械調整を都度行う必要があります。 昔は手書きで機台データを収集していた。 縦止まり回数、横止まり回数、総筬うち回数を記録していましたが人に […]

  • 2021年6月29日

サイジング ドレン回収について

サイジングは経糸に糊をつけ乾燥させる工程です。乾燥の仕方は温かい空気を出すホットエアー方式と、熱シリンダーを通すシリンダー方式があります。昔の主流はホットエアー+シリンダー方式が一般的でしたが、現行はオールシリンダー方式が一般的になりました。ちなみにシリンダーを暖めるには高圧蒸気を用いる方法が一般的です。 ドレンを回収するべきか、廃棄するべきか ドレンとは? 高圧の蒸気が熱を奪われると水に戻ります […]

  • 2021年6月25日

エアジェット織機 欠点の詳細解説④

製織スピードは織物巾と番手に依存する 例えば織物巾が100cmのときは800回転出せていましたが、織物巾が150cmになると600回転まで落ちてしまうこともあります。 圧縮空気圧に限界がある 糸のスピードを決めるのは圧縮空気の空気圧です。織物の巾が変わるということは糸が飛ぶ距離が変わるということです。距離が変わるのに、同じ時間で緯糸が端まで到達しないと行けないなら、糸速が変わる必要があります。コン […]

  • 2021年6月24日

サイジング 廃ドレン問題

サイジング事業が新しい工場で始まって一年近くたってきてから問題が発生しました。致命的な問題ではないのですが、早めに対応しておいた方がいい問題です。国内で新しくサイジング工場を建てられる事業者の方がいるかはわかりませんが、その時にお役に立てたらいいなぁと思います。 廃ドレンの行き先の配管が塩ビ管だった 塩ビ管の耐熱温度は低く、HT管で90℃、VP管で60℃とされています。それ以上になってしまうと、や […]

  • 2021年6月22日

スプライサーによる弊害

経糸の準備をしているとどうしても糸が少しだけコーンに残ります。 手芸用に使うなら十分な量かもしれませんが、緯糸としてエアジェット織機で再利用しようとした場合、糸の補充頻度が高すぎるため使い物になりません。そこでエアスプライサーと呼ばれる機械を使用して大きく一つに巻き直します。 スプライスとは? つなげる糸同士の端の撚りを圧縮空気により解撚します。そしてその部分を再度圧縮空気により撚糸することで、結 […]

  • 2021年6月17日

三州お試し事業 マイニング編③ やってみた。

実際にやってみましたが、大変でした・・・ グラフィックボードが高い! RTX 3090とRTX 3080を購入してやってみようと思いましたが、めちゃくちゃ高かったです。PCのパーツで10万超えているって想定外もいいところでした。現在はマイニングブームもあり、転売も多く、そのおかげで高騰しているみたいです。 windows defenderに反応する! マイニングソフトを入れて動かそうとすると、ウィ […]

  • 2021年6月14日

製織トラブル フランジずれ

めったに起こらないことですが・・・ フランジを止めているストッパーの締めが甘いと上図のようになってしまいます。このままだと端の糸が落ちてしまって製織不能になってしまいます。 対策 フランジを回して元の位置に戻す。その後、ストッパーにあたるネジをしっかりと締めてもらって動かないようにしてください。 このトラブルは作業員が若返ったときにのみ起こるトラブルだと思います。確かにこの部分のネジは締めすぎると […]

  • 2021年6月7日

エアジェット織機 欠点の詳細解説③

生地がペーパーライクになりがち エアジェット織機は圧縮空気を使って緯糸を飛ばします。空気によって搬送されるため、少しでも邪魔があると糸がちゃんと飛びません。この糸道に邪魔がないようにするために生地がペーパーライクになりがちになってしまいます。 開口量が大きい レピア織機やションヘル織機と比較して開口量が大きいです。開口量を多く取るのは毛羽による進路妨害を防ぐためです。レピアなどの有杼織機は多少の進 […]

  • 2021年6月4日

エアジェット織機 欠点の詳細解説②

付帯設備が必要 エアジェット織機は圧縮空気を使って緯糸を飛ばします。なので、圧縮空気を作る必要があります。この圧縮空気を作って送るまでの付帯設備費用が結構かかります。後述しますが、30台規模でおそらく3000万~4000万くらいの費用がかかると思います。 大型のコンプレッサーが必要 織る織物の巾とスピードによって必要な圧縮空気の量は異なってきます。なので、正確にどれだけのサイズのコンプレッサーが必 […]

  • 2021年6月3日

エアジェット織機 欠点の詳細解説①

緯糸にはスパン糸しか使えない エアジェット織機は圧縮空気を使って緯糸を飛ばします。そのため、糸に空気を受ける部分がないと緯糸を飛ばすことができません。上図のようにスパン糸は糸本体から毛羽が出ており、この毛羽が空気を受け止めることで緯糸が飛びます。 余談ですが、紡績会社が異なるとこの毛羽立ち具合も違うことが多く、糸の飛び方が違ってきます。同じ空気圧でもA社にはちょうどよく、B社には足りない、なんてこ […]