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製織技術

  • 2021年3月9日

【エアージェット織機】製織技術 データの見方③ WF1

1ピックごとのデータを追う 上図はWF1の値をピック毎に見たデータになります。 P1~P10は検知した角度になります。最低でも数回検知する必要があります。 初期設定は6回くらいに設定されていたと思います。 P1~P3が他の値と比べて飛び抜けていないか 飛び抜けている場合、ゴミなどを検知している可能性があります。 ゴミなどを検知したままにしていると、実際に到達している角度よりも早く到達していると勘違 […]

  • 2021年3月8日

【エアージェット織機】製織技術 データの見方② バルーンセンサーのタイミング

1ピックごとのデータを追う 上図はバルーンセンサーのタイミングをピック毎にみたデータです。 T0は計算上のバルーンセンサー上を糸が到達した角度です。 Tb1~Tb5は実際にバルーンセンサー上を糸が到達した角度になります。 Tbwは計算上の到達角度になります。上図の場合だと、Tbw=Tb4+(Tb4-Tb3)という計算から算出されています。 ちなみにTb1~Tb5の値はバルーンの項目と同一です。 T […]

  • 2021年3月5日

【エアージェット織機】製織技術 データの見方① ピンのオープンとクローズタイミング

1ピックごとのデータを追う 上図はJAT600のフィクサー(修理者)画面です。 その中には1ピックごとのデータが見れるところがあり、左のDATAから下の/PICKを選択すると上図になります。 ざっくりとした解説になりますが、織機の抱えているわかりづらい不良の一部がわかるようになると思います。 ピン画面で何を見るか ショートピック、ロングピック対策 私はピンオープンのタイミングとピンクローズのタイミ […]

  • 2021年3月3日

製織トラブル 経糸放置

経糸が切れたときに、見つからないときがある サイジングの時に切れてしまったのかもしれないですし、単純に見つからない可能性もあります。 見つからないときの対処法 粗い織物の場合などは切れた糸の先にクリップなどの重りをつけ、ちょっと織ってみます。 そのうちに見つかる場合が多いです。 密度がそこそこあり、クリップなどでは織り傷になってしまうような場合は端から糸を持ってきて結びます。 端の部分なら多少はご […]

  • 2021年2月19日

縦繋ぎ 畦取り

織物の経糸はどうやってセットされるのか A:一本一本結んでいきます。それもなるべく順序通りに。 なるべく順序通りに糸を結ぶために畦取りという工程を入れます。 この工程を入れることで、理屈的には端から順序通りに糸が結ばれていきます。 畦を取らないとどうなるのか? 実は過去に何度か試したことがあります。 粗い織物に関して言えば、畦を取らなくても問題なくつなぐことができます。 ただ、それこそインチ間の経 […]

  • 2021年2月17日

織物工場内の適性温湿度

温湿度はなるべく一定に保つほうが良い 短繊維の場合は吸湿すると糸の太さが変わります。 太さが変わると緯糸の屈曲距離が変わるために織物の巾が変わってしまいます。 品質を安定させるためにはまずは環境を整えることが重要です。 適性な湿度は? あくまで弊社の見解です。 無糊のものは工場の湿度が40%を切ってくると筬やヘルドのところに糸くずが貯まるようになってきます。 それが大きくなると、糸切れにつながった […]

  • 2021年2月16日

【エアージェット織機】緯糸緩み ⑤

⑤ ABSのタイミングチェック そもそもなぜ緩みが出るのかに着目した装置 緯糸が伸び切った時に糸に反動がかかります。この反動のことをTWショックと呼びます。 ちなみにTWショックがあるため、エアージェットルームの緯糸には他の織機と比較してストレスがかかりやすいと言われています。 この反動のため、糸が一時的に戻り、緯糸の緩みになります。 反動を低減するために作られた装置がABSになります。 詳しくは […]

  • 2021年2月15日

【エアージェット織機】緯糸入れトラブル ループ⑨

⑨ 微風量が適していない場合 ありがちなのが、太番手の織物を織った後に細番手の織物を織るときです。 太番手で適していた微風量と細番手で適する微風量が異なる場合が多いです。 微風量が適切でない場合、ピンオープンと同時に糸がメインノズルから射出される場合があります。 上記はメインノズルの噴射角とEDPのピンオープンの角度の関係性を示したものになります。 微風量が適切でない場合、糸が射出される角度は想定 […]

  • 2021年2月12日

【エアージェット織機】緯糸入れトラブル ショートピック・ロングピック⑤

⑤ 設定した到達角度に対して実際の到達角度が早すぎないか、もしくは遅すぎないか 糸はEDPから解除されて射出されます。 その糸をとどめているピンの開閉タイミングは予め設定されていて、そこを外れるとショートピック、もしくはロングピックになります。 この状態になりやすいのは織機を調整している段階でなりやすいと思います。 感覚的にですが、設定した到達角度から40~50°くらい外れるとショートピック、もし […]

  • 2021年2月11日

枠の方式 ロッド方式とライダレス方式

織物を変えるときの違い ロッド方式 織物を変える時にヘルドロットを入れ替える方式。枠はそのまま流用する。 そのため、種を保管する時に保管スペースが少なく、かかえる部品点数(枠枚数)が少なくて済む。 ライダレス方式 織物を変える時に枠ごと変える方式。 枠ごとの特徴 ロッド方式 ロッドを枠に固定するため、ロッド自体が柔らかい素材で作られることから高速回転すると削れていってしまう。 また、ところどころを […]