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CATEGORY

繊維技術部

  • 2021年1月19日

サイジング 加熱用蒸気パイプに糊フィルムが堆積する

保存タンクの加熱用蒸気パイプに糊フィルムが堆積する 堆積すると何が問題となるか 1.熱伝導が悪くなる パイプに蒸気を通し、その熱伝導によって糊液を加熱します。パイプと糊液の間に熱伝導が悪い物体があると、昇温どころか保温も難しくなってしまいます。 2.糸切れの原因になる 堆積物が剥がれて、サイズボックスの中に混入したときに糸を切ってしまうことがあります。 3.配管が詰まる これが一番問題かもしれませ […]

  • 2021年1月18日

サイザー 糸ロスについて

一斉サイジングに糸ロスは避けれない 一斉サイジングするときにはサイザーをの中を通して糸に糊をつけます。 すると、どうしても糸ロスが発生する部分が出てきます。 ①ライン長 次の仕掛りや、糸への糊の付きムラを考えると、この糸がついた部分の糸は最低限残しておく必要があります。 合算すると約50ヤードくらいになります。まずこの部分は必ず糸ロスになります。 ②接続部 仕掛りのときは、前の糸と荒巻ビームから出 […]

  • 2021年1月15日

フィードストレッチの検証結果①

フィードストレッチってなんだったっけ? ちょっと前の投稿にこういうことをやっていきまーすというのを載せています。 簡単に言うと、糊付けをする前に糸へのストレスを減らしてみよう、ということです。 試験結果が出たのでその報告になります。 フィードストレッチなし(糸へのストレス有) TRの糸を使って試験しました。 着糊量・・・約9.5%(補正なし) 抱合力・・・平均435 毛羽伏せ・・・1mm-413、 […]

  • 2021年1月14日

レーヨン糸のサイジング 1サイズボックスと2サイズボックス比較

レーヨン糸の特徴(サイジングにおける) サイジングするときのストレッチが非常に高く設定する必要のある糸。 綿やポリエステルだと1~2%で設定する場合が多いが、レーヨンは4~5%近くもストレッチします。 近年では2%くらいとする文献もあるようですが、昔の文献だと大体5%前後くらいとされていました。 ちなみにその文献とは「経糸糊付けについて、武藤昭三」から引用されているのですが、ネット上からでは見つか […]

  • 2021年1月13日

サイジング 機械の差による毛羽伏せの違い

毛羽伏せとは? 紡績糸には毛羽があります。ちっちゃい毛がはみ出ているアレです。 それをサイジング工程で抑えます。これは織物を作るときに毛羽がふせれてないと、横の糸同士が干渉して不良の元になることがあるからです。 どうやって毛羽が伏せられる? 毛羽の部分に糊がついて、それがプレスされたり、ローラーに押し当てられたりすることによって糸本体と付着し、毛羽が伏せられるというメカニズムです。 糊の自重で糸本 […]

  • 2021年1月12日

サイジング 静電気問題

デバイドするときに静電気が発生する サイジング後の経糸には機械の構造上、静電気が溜まりやすくなっています。 特に疎水性のある糸は特に溜まりやすいです。通常は水分があると、その水分を通って金属から地面へ静電気が流れますが、 乾燥後、しかも冬場だと湿度が低いため静電気がおこりやすいです。 静電気が強いとデバイド抵抗がまし、糸切れにつながったりします。参考に動画をつけますが、これはデバイドロットから放電 […]

  • 2021年1月7日

サイジング乾燥不良

糊がちゃんと乾燥していないと上の動画のようになってしまいます。 そのため、乾燥しているかどうかをセンサーで判断する場合が多いのですが・・・ センサーが役に立たないとこうなるという好例?です。 もちろん、速度で管理してもいいのですが、速度での管理の場合でも例えば 絞りローラーの劣化によって糊の付き方が違ったりとか、 糊の配合が若干違ったりとかいうことを判断するのは難しいです。 サイジング士は手でわか […]

  • 2021年1月6日

荒巻整経機の細かな部品

荒巻整経機の糸の通り道には上記のようなガイドがあります。 細かい話になりますが、製造メーカーによって穴径やサイズが異なったりします。 弊社の場合は糸が太いことが多いため、このガイドの穴径が小さいと糸の結び目が通らなかったりします。 また、穴径が小さいほどゴミがたまりやすく、そのゴミが糸の走行を妨げる要因になったりもします。 逆に穴径が小さいほど、糸の走行ブレが少なくなるために糸同士の相互干渉が減り […]

  • 2021年1月5日

サイジング(経糸糊付け)について

なぜ経糸に糊をつけるのか シンプルに経糸を切れなくさせるためとスパン糸の場合は毛羽を伏せるためです。 どんな糸に糊をつけるのか 短繊維(紡績糸)の場合は基本的には糊をつけます。双糸の場合はつけないものもあります。 長繊維(フィラメント糸)の場合も基本的には糊をつけます。(こちらは専門外なのであまり確証はないです) ただし、これはあくまで大量生産という観点から見た話であり、風合いや質感を重視する場合 […]

  • 2020年12月24日

糊の温度依存性について

先日、糊の着糊量を増やしたいとの依頼がありました。(製織性うんぬんではなくて) そこで糊のレシピの検討を行ったときに気づいた点を記載したいと思います。 糊粘度の温度依存は関係あるか 着糊量を増やすためには濃度もそうですが、粘度も関係してきます。粘度が高いほうが糊の付きやすさが変わってくるからです。 内部まで浸透しづらくなるという点がありますが、今回の依頼は着糊量を多くしてほしいとのことなので不問と […]