お知らせ&記事

  • 2021年4月2日

サイジング プレスロール不良

ビームの端が盛り上がったり下がったりしている! 端の部分が高くなると、糸が切れやすくなることがあります。 他の箇所と比較して高いと、その部分だけ張力が余計にかかってしまうからです。 (ビームの芯を力点、外周部を支点、ローラを作用点と考えるとイメージがつきやすいかもしれません) プレスロールの接触不良が原因 フランジにプレスロールが接触していない場合になります。 プレスロールがない箇所は糸が一様に巻 […]

  • 2021年4月1日

製造部 軍手編み機の針折れ

筋が発生 軍手を編んでいるとたまにこういう筋がはいったものが出てきます。 これはここで糸が輪になっておらず、編まれていないことを示しています。 該当する場所を確認 先端の鈎になっている部分がやはり折れていました。 針を交換すれば問題ありません。 なぜ折れてしまった? 理由は色々考えられます。 ① ルーパーについたゴミによって、糸がへんな引っ掛かりをしてしまった。 ② 糸にゴミがついて、へんな引っ掛 […]

  • 2021年3月26日

製造部 ミシンの原理について

そういえば手縫いとミシンって違うよね 小学生のときの裁縫の授業では一つの針で布を縫い合わせていました。 しかし、ミシンだとどうしても糸が二本必要になっていますよね。 よくよく考えるとなんでだろう?と思ったので、この導入はわりと面白かったです。 手縫いの仕方 人間の場合、針の向きを変えるか、布を手繰るなどの工程が必要でした。 確かにこの動きは機械にとっては難しいと思います。 できなくはないかもしれま […]

  • 2021年3月25日

製造部 ミシン研修1日目

縫製事業を始めました。が・・・ 事業を始めて日も浅く、熟練と呼べる人がいない中でもやっていくために研修を受けることにしました。 もちろん、ミシンは縫ってなんぼ、早く仕上げてなんぼですが、 そのミシンをなるべく調子よく、壊れてもすぐに対応できることも始めていこうと思っています。 まずは座学から 意外と面白く聞くことができました。 正直、講師の方も何度も話されているので若干雑さはありましたが、 純粋に […]

  • 2021年3月24日

サイジング ビームスタンドへ載せる時の工夫

通常は関係ない 荒巻工程で問題があった時に、ビームスタンドへの載せ方を一工夫すると サイジングしているときに問題が起こりにくくなります。 荒巻工程でどんな問題がある? 穴ができてしまったとき 穴というのは何らかの理由で糸が足りないまま荒巻が進んでしまったときに使う言葉です。 糸が切れたにも関わらず、電停ドロッパーが何らかの理由で落ちなかった場合にできます。 糸が何本も同時に切れてしまったとき 糸を […]

  • 2021年3月23日

サイジング 準備のための知識(糸の仕立てと保管)

糸はどのような状態で届くのか 糸のケースは基本的には50ポンドで統一されています。 (まれに100ポンドだったりするものもありますが、重量がきつく、運びづらいです) あとは糸仕立てによって1チーズに巻かれている長さが決まります。 弊社の場合、使用する糸が太いものが多いため、糸仕立ては12個でやる場合が多いです。 とは言え、あくまで理想的な場合です。実際には±数%ぶれます。 そのため、ギリギリまで使 […]

  • 2021年3月22日

サイジング キャビティボックスでの泡立ち

糊が泡立つとどんな不具合が起こるのか 糊付けが甘くなる 泡立ち方にもよりますが、ひどい場合は糊の液面が見えなくなってしまい、 本当の液面がわからなく、泡だけを通ってしまう可能性があるということになります。 とはいえ、サイズボックスの糊液の流入と流出の流れを考えると上図のようなことが起こるのは 一部のサイザーのみだと思われます。 糸に泡が付くことによって糊ムラになる おそらくここが糊付け上の問題にな […]

  • 2021年3月19日

サイザーのライン長について

サイザーのライン長を把握することの重要性 サイジングはその構造上、どうしても糸をロスしてしまいます。 このロスの部分を把握していないと短尺になったり、糸が余ってしまうことになります。 実際のライン長は? ビームスタンドの一番前から巻取りまでをライン長と定義します。 そうすると、弊社のライン長は約50mになります。 ライン長の分だけ荒巻工程で多めに巻けばよい? 実際はそうではありません。 投入の最初 […]