そういえば手縫いとミシンって違うよね
小学生のときの裁縫の授業では一つの針で布を縫い合わせていました。
しかし、ミシンだとどうしても糸が二本必要になっていますよね。
よくよく考えるとなんでだろう?と思ったので、この導入はわりと面白かったです。
手縫いの仕方
人間の場合、針の向きを変えるか、布を手繰るなどの工程が必要でした。
確かにこの動きは機械にとっては難しいと思います。
できなくはないかもしれませんが、技術的な難度が高いわりにおそらく速度はでないでしょう。
発想を転換した
二枚の布を上下から締め付けるのが目的だから、別に糸が一本じゃなくてもよくない?
この目的に沿った運動を機械がしやすければいいよね。ということで、
① 糸が下側に垂れ下がっている間に結び目を作る
② 下に下がった糸の間に何か妨害物をはさむと、糸は元の孔を通れなくなる
①を応用したのが環縫い式、②を応用したのが本縫い式ということだそうです。
この発想の転換が個人的には非常に面白かったです。