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準備技術

  • 2020年10月21日

サイジング 通し方の違いの検証②

今回は前回の1シート、1ボックスでサイジングを行った品番で 1シート、2ボックスでサイジングを行った検証結果を報告したいと思います。 まず前回の条件は下図の通りです。 ① 次に今回、検証したセットの仕方は下図の通りです。 ② もちろん前回と同品番で通しをサイズボックスが2つになったことを除けば同条件になります。 ①の時のスクイーズローラー上でのオープンスペースは60.7%、乾燥シリンダー上のオープ […]

  • 2020年10月20日

サイジング 通し方の違いの検証①

今回はサイザーの熱シリンダーの通し方を変えた検証結果を報告したいと思います。 まず今回使用するサイズボックは1つです。 次に熱シリンダーへの通し方を次のように変更して行いました。 ① ② ①はサイズボックスから2つの糸シートに分割して乾燥するようにしています。 ②はサイズボックスから糸シートをわけず、乾燥するようにしています。 どちらも全ての乾燥シリンダーを使うことには変わりませんが、1本当たりの […]

  • 2020年10月19日

荒巻工程後の工程も考えた荒巻糸本数、荒巻数の決め方について

スパン用の一斉サイジングの準備工程の一番最初に荒巻工程というのがあります、 糸を荒巻ビームに巻きなおし、それを一斉サイジングにかけます。 そのときに最終的な総糸本数は変わりませんが、荒巻ビームに巻く本数はいくつか候補があります。 ここをしっかりと検討しないと、後々いらないコストがかかってくることになってしまいます。 いらないコストというのは投入した糸量に対して残ってしまう糸量をどう処理するか、とい […]

  • 2020年10月13日

デバイド抵抗と毛羽伏せ ~設備アプローチ~

デバイド抵抗と毛羽伏せには密接な関係があり、デバイド抵抗が高いと基本的には毛羽立ちも多くなる傾向にある。 一斉サイジングの特徴として経糸すべてを同時に糊付けしていくため、非常に生産性が高い。 しかしその反面、経糸同士がくっついてしまうのはどうしても避けることができない現象となっている。 くっついたままでは製織することができないため、糊付け乾燥後にビームごとに分割棒(デバイドロッド)を入れて糸同士を […]

  • 2020年10月7日

サイジング オープンスペースの重要性と運用について

まだまだ技術的な知見が足りてない部分ではありますが、今の弊社の基準を記載します。 サイジングの糊をつけるときに糊箱に糸を入れ、その後ローラで絞ります。 このローラで絞るときの糸同士の間隔をオープンスペースと呼びます。 このオープンスペースが重要で、諸説あるのですが、大体45~40%を下回り始めると次のような症状が起こるといわれています。 ① 糸が重なり合い、糊の絞り斑、付着斑が起こる。 ② 糊付き […]

  • 2020年10月6日

サイジング設備 ウェットデバイドの効果

サイズボックスから出てすぐのところに棒を設置する。 この棒の中は冷水が循環するようになっており、そのため棒の表面は結露する。 この結露により糸に付着した糊をいい感じ?にし、毛羽立ちを抑える効果を発揮する。 …というのがサイジングにおけるウェットデバイトの効果になります。 わりとほんとかよ?って感じのものでしたが、このたび弊社の設備でもデータが取れたので公開しようと思います。 蛭田理研さんの協力をも […]

  • 2020年10月5日

サイジング設備 排気の重要性

排気設備無しの場合は以下のような結果になりました。   この弊社のとある品番ではサイジングスピードは約55y/minという結果になりました。 排気設備有の場合は以下のような結果になりました。    前述した弊社の品番で、サイジングスピードは約55y/min→80y/minという結果になりました。 大体45%UPという結果になり、非常に驚いています。 今はこの設備メーカーであるTTJさんもこの排気設 […]

  • 2020年9月29日

荒巻整形工程 筬通し

荒巻整形工程の筬通しになります。 織機の筬と異なり、上部が開放されています。 そのため通しやすくなっていますが、なれないとすぐに別の羽に入っていってしまいます。 ①電停ドロッパー(糸切れセンサー部)から一列毎に糸を引っ張ってくる。 動画の中だと3~4行分を一気に持ってきています。 一列まとめて持ってくるのには理由があり、荒巻整経機の筬がその列分だけに対応する筬の形をしているからです。 ②筬通しする […]

  • 2020年9月11日

荒巻整経工程 糸準備

荒巻整経工程は織物の経糸を準備する最初の工程です。 まずは指図通りに糸を巻き取ります。 その際には糸をクリールと呼ばれる部分にさしていく必要があります。 必要な糸の数だけの糸を出して… これが意外と大変で、まず糸が入った段ボールを運ぶのに、もちろん工場によって経路が違うので一概には言えませんが、時間がかかります。見ての通り、空間が広くないのである程度の場所から人力で運ぶことになります。 大体10分 […]

  • 2020年9月7日

糊の濃度・粘度ムラはなぜ起こるのか? ②

糊液を作るときの温度上昇に問題がある場合があります。 上図は常圧クッカーの糊仕上げについてどの段階でどれだけ時間がかかったのかを記録するものですが、 わりとこのどの段階でどれだけ時間がかかったのかを把握していないパターンが多いです。 例えば、とりあえず高温にして1時間くらい炊いておけばいいんだよねってパターンが 最も糊のムラをつくりやすいんじゃないかなぁと思います。 配合糊の内容物はものによって膨 […]