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準備技術

  • 2021年4月2日

サイジング プレスロール不良

ビームの端が盛り上がったり下がったりしている! 端の部分が高くなると、糸が切れやすくなることがあります。 他の箇所と比較して高いと、その部分だけ張力が余計にかかってしまうからです。 (ビームの芯を力点、外周部を支点、ローラを作用点と考えるとイメージがつきやすいかもしれません) プレスロールの接触不良が原因 フランジにプレスロールが接触していない場合になります。 プレスロールがない箇所は糸が一様に巻 […]

  • 2021年3月24日

サイジング ビームスタンドへ載せる時の工夫

通常は関係ない 荒巻工程で問題があった時に、ビームスタンドへの載せ方を一工夫すると サイジングしているときに問題が起こりにくくなります。 荒巻工程でどんな問題がある? 穴ができてしまったとき 穴というのは何らかの理由で糸が足りないまま荒巻が進んでしまったときに使う言葉です。 糸が切れたにも関わらず、電停ドロッパーが何らかの理由で落ちなかった場合にできます。 糸が何本も同時に切れてしまったとき 糸を […]

  • 2021年3月23日

サイジング 準備のための知識(糸の仕立てと保管)

糸はどのような状態で届くのか 糸のケースは基本的には50ポンドで統一されています。 (まれに100ポンドだったりするものもありますが、重量がきつく、運びづらいです) あとは糸仕立てによって1チーズに巻かれている長さが決まります。 弊社の場合、使用する糸が太いものが多いため、糸仕立ては12個でやる場合が多いです。 とは言え、あくまで理想的な場合です。実際には±数%ぶれます。 そのため、ギリギリまで使 […]

  • 2021年3月19日

サイザーのライン長について

サイザーのライン長を把握することの重要性 サイジングはその構造上、どうしても糸をロスしてしまいます。 このロスの部分を把握していないと短尺になったり、糸が余ってしまうことになります。 実際のライン長は? ビームスタンドの一番前から巻取りまでをライン長と定義します。 そうすると、弊社のライン長は約50mになります。 ライン長の分だけ荒巻工程で多めに巻けばよい? 実際はそうではありません。 投入の最初 […]

  • 2021年3月18日

サイジングをなぜ行うのか

主な目的は製織中の糸切れを防ぐこと スパン糸の成り立ちは短繊維を撚り集めて糸にしています。 これは摩擦力と短繊維同士の引っかかりによって成り立っています。 製織時には糸に対して過酷な力や摩擦がかかるため、短繊維同士の引っかかりなどが外れていきます。 そのため、糸の強度が低下し、糸切れにつながります。 よく糸を強くするためです、と答える人もいますが、あれは半分正解というところです。 なぜなら元々強い […]

  • 2021年3月11日

サイジング 経糸に汚れが付く場合

経糸に汚れが付着している 上図の赤はカットマーク装置のものですが、その右に見える黒色の点々が汚れになっています。 生地にするとこんな感じで等間隔についていることがわかります。 問題を起こした箇所はどこか 汚れの間隔は大体指を広げた分くらいの間隔でついているので、おそらくそれほど大きくないローラーと予想することができます。 等間隔に汚れがつくのは何らかの原因でローラに汚れが付着するために起こる問題で […]

  • 2021年3月4日

サイジング 水分率計の不具合内容

不具合の発生状況 特定の材質の時にマーロ製の水分率計の挙動がおかしくなる。 (その他の材質の時もわりと怪しかったが・・・) 原因の特定 静電気が検出に影響を及ぼす可能性が実験結果から判明 静電気の測定 特定の材質をサイジングにかけているときにセンサー周辺部を測定 ・測定ロール前の糸・・・+20V ・測定ロール後の糸・・・-20V ・乾燥機本体・・・+860V 静電気への対応 測定ロール部取付ブラケ […]

  • 2021年2月25日

サイジング 巻取りの設定ミス

このミスには2パターンある 一つは純粋にサイジング時の巻取り長を間違えてしまったパターン。 もう一つは荒巻工程にて巻取り長を間違えてしまったパターンがあります。 なぜ巻取り長を間違えてしまうのか こちらの記事でも紹介しましたが、糸ロスの部分の計算を間違えてしまうことがあります。 ストレッチの値を間違えてしまったり、ライン長を入れ忘れてたりすることがあります。 なぜ荒巻工程で間違えてしまうのか 純粋 […]

  • 2021年2月8日

サイジング アタッチメント作成②

ビーム側の設計 ここに適合するように設計していきます。     左から断面図、全体図、下から見た図になります。 ビームに孔が2つあり、そこにピンが刺さることによってビームを回転させます。 なので、ピン用の孔を2つ、予備孔を2つ、そしてピンを固定するようにネジ穴を配置します。 そこに設計してあったホルダー側をガッチャンコすると・・・ 完成! と思ったのですが、前回掲載したホルダー部分に持ち上げる時に […]

  • 2021年2月1日

サイジング アタッチメント作成①

織機ごとにビームの形が異なる 上図は旧津田駒のビームになります。 基本的にはこの部分の形は織機メーカーごとに異なっています。 そのため各社に対応したアタッチメントが必要になります。 サイザー側の設計 上図はサイザーのビームホルダ部分になります。(左が織機エンド部分、右がビームギア部分) 上図は現行の新津田駒のビームのアタッチメントになります。(左がホルダー側、右がビーム側) この二つを参考にCAD […]