サイジング サイジング時の緊急停止について

緊急停止を使うと問題がでる

もちろん、緊急停止を使わないと問題が拡大してしまうので使いますが、
できてしまう問題を最小限にするためにはという視点で解説します。

① 緊急停止をすると糊が糸の中にまで入り過ぎてしまう

停止してしまうとその箇所だけ糊がより糸の中まで浸透します。
いわゆる止め段というものになります。
停止する時間や糊濃度にもよりますが、十秒~二十秒くらいの間に再起動できると目立ちません。
微速くらいで問題を処理できるとなお目立ちません。

② 糊の粘度が高い場合、速度が遅いと絞りローラーからの糊付着が多くなる

緊急停止前後や微速運転の場合、糊液の粘度によりますが、絞りのキレが悪くなり、糊の付着が多くなる傾向にあるようです。
特に粘度が高い場合は、あまり微速運転を続け過ぎない方がよいです。

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