④ 緯糸姿勢がおかしい場合
・微風圧力が極端になっていないか?
強すぎると糸の先端が暴れますし、弱すぎると今度は糸の先端が垂れてしまいます。
すると織物の端の部分に引っかかってしまいます。
・微風量が極端になっていないか?
多すぎると糸の先端が暴れますし、少なすぎると今度は糸の先端が垂れてしまいます。
すると織物の端の部分に引っかかってしまいます。
上記がトヨタ自動織機の基本圧力ですが、糸種や番手によって若干異なります。
当然糸が細い場合、この設定だと強すぎる可能性があります。強すぎる場合は糸姿勢が乱れるのもありますが、
微風だけで糸が飛んでいって、設定した緯糸入れ角度通りに糸が飛ばないこともあります。(早く出てしまう)
他にも微風が糸を引っ張り、隣のノズルの糸と干渉する場合もあります。
こちらの方でより詳しく解説しています。