製織トラブル 経糸放置

経糸が切れたときに、見つからないときがある

サイジングの時に切れてしまったのかもしれないですし、単純に見つからない可能性もあります。

見つからないときの対処法

粗い織物の場合などは切れた糸の先にクリップなどの重りをつけ、ちょっと織ってみます。
そのうちに見つかる場合が多いです。
密度がそこそこあり、クリップなどでは織り傷になってしまうような場合は端から糸を持ってきて結びます。
端の部分なら多少はごまかせますので。

忘れて放置するとどうなるか

ひどいと他の経糸を巻き込んで糸を切ってしまいます。
そうなると取り返しがつかなくなるときがあります。
一度なってしまうと直すのは相当時間がかかります。
経糸が綾になってしまい、ドロッパーなどで切れたり引っかかったりするときもしばしばあります。

サイジング時に穴ができてしまった場合(経糸が足りなくなっている箇所のことを指します)、必ずどのあたりにどの程度あるか報告をもらいましょう。

 

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