【エアージェット織機】緯糸入れトラブル ループ⑥

⑥ クランク角度180°付近での各取り付け位置のチェック

ドラムの上下、左右の中心線からタンデムノズルが一直線上にあるか
タンデムノズルとメインノズルの取り付け位置が一直線上にあるか

多少ずれててもよっぽど問題になることはないですが、糸が太かったりするとやっておいたほうがいいです。
位置関係がずれると抵抗がかかり、エアーの圧力が足りず、スナールという欠点になったりします。
              
上図のようにドラムとタンデムノズルの上下左右の中心線を一致させてください。余分なストレスやパワーが必要なくなります。

                

上図のように位置を合わせてください。
180°で合わせると、ノズルの延長線上にメインノズルの吸い込み口がくるような配置です。

ずれると何が起こるか

ずれると、タンデムノズルから吹き出した糸の一部がメインノズルに入らず、外側に飛び出していたことがありました。
タンデムノズルの噴射が終わった後に、なんとかメインノズルに入り糸を飛ばしていたことがありました。
当然、よく緯糸止まりで止まっていました。
600rpmくらいならなんとか目視でも見えなくはないですが、これ以上の高速になると目視での確認は難しいと思います。
なので、よく止まる前はまず各位置の確認をしてみるとことをおすすめします。

 

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