織り上がり巾が時間によって違うことがある?

条件を考える

時間によって変わるもの

まず時間によって変わるものといえば温度・湿度です。
温度と湿度を管理していないと朝と昼、昼と晩だと違う季節があります。
これを念頭において考えると、

湿度が高い場合…糸の水分量が上がる→吸湿し、糸が太くなる

→横糸の屈曲が大きくなるため巾が狭くなる

湿度が低い場合…糸の水分量が下がる→放湿し、糸が細くなる

→横糸の屈曲が小さくなるため巾が広くなる

 

巻き取った箇所は吸湿、放湿しづらいので、巾が固定されてしまうため、
織り上がった織物を解反してみると波を打っているように巾が変わる場合があります。

どんな織物が該当する?

巾が変化しやすい織物の条件も考えることができ、

綿のような吸湿性のよいもの

織物組織的に交差点が多い(平織り>綾織>朱子織)

高密度

上記の条件が変化しやすい織物の条件になると考えています。