経糸欠点(織子ミス)について

基本的には織物の各組織を筬の1羽の中へ入れる場合が多いです。
(複雑な組織は別)

例外はあり、平織りを例に挙げると、2本入れでなく1本入れの時もあります。この違いは2本入れの時よりも1本入れの時の方が縦方向の糸の揃いが綺麗に均等になります。

平織りで2本入れ以上の糸を入れるのはお勧めしません。
理由ですが、平織りで3本入れの場合は、縦方向にスジが出てしまいます。これは筬の1羽の中に組織が入っている場合と入っていない場合が出てしまうためです。

基本的に糸は順序通りに入れていっています。
1→2→3→4→1→2→3→4→・・・
ただ、途中で糸がまとめて切れてしまったとき、筬やヘルドに糸を通しなおす作業の段階で左のように間違える場合があります。そうなると織物にスジがついてしまいます。
これは通す順番を間違えてはいないが、筬へ通すときに入れる場所を間違えてしまったパターンになります。
本来なら3本、3本、3本・・・といくところを4本、2本、3本・・・となっています。
織物の縦欠点で最も多いといっても過言ではないと思います。
スジが走っているように見えることが多い欠点です。