製織工程 縦繋ぎ#1 畦取り

畦取りについて

ビームを交換するときに必ず必要になる工程です。
畦取りの工程自体は簡単なのですが、高密度、細番手になるほど難しくなっていきます。
まずは太番手から始めて、徐々に高密度、細番手の製品をやっていくのをお勧めします。

難しくしている要因は何か

高密度、細番手になるほど、経糸同士が毛羽やゴミでくっつきやすくなるためです。

畦落ちしてもよいが

多くても10本くらいまでです。
それ以上は余計に時間がかかります。

ポイントを抑えれば早くきれいにできる

ポイントはいくつかあります。

① 畦取りを始める前にドロッパーを掃除しながら、
ドロッパー内やその前後にゴミがどの程度分布しているのか確認する。
② 畦具で糸を上下に分けたら、下の糸のドロッパーが持ち上がっているところを修正する。
③ 横から見て、きれいに見えないところはチェック。
④ 畦棒を通すときはなるべくドロッパーの近くを通し、寝かせるのではなく立たせて通す。
⑤ 畦棒を通し終わったら畦落ちを確認する。

 

 

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