枠が異なると、糸へかかるストレスが異なる

上図は実線が1枠、点線が8枠と仮定します。
開口量が同じとき、1枠よりも8枠の糸のほうが大きく変化していることがわかると思います。
そのため、後ろの枠に設置した糸は強いストレスがかかることがわかります。(糸が伸びてしまうことも)
これを避けるためには開口量を小さくする方法があります。しかし、緯糸入れは難しくなります。
他にもバックを後ろへ下げる方法があります。この場合、スペースと経糸張力の限界があるので、それが許す限りという形になります。
逆にこのことを利用し、織組織によるストライプが入ったなどの織物は作られます。