三州お試し事業 マイニング編② どうやってやろう?

あとはPCでマイニングするだけかと思ったら。
どうやらマイニングするにも適切なパソコンスペックが必要です。
また、自社でやる場合と外注業者に委託する場合もあります。
今回のその比較検討の結果をお伝えしようと思います。

① どうやったら報酬がもらえる?

ざっくり説明しますが、マイニングとはブロックチェーンのブロックを計算すると報酬をもらうというものです。
計算して報酬をもらうにも方式がいくつかあるのですが、大きく分けて一番早く計算できた人が報酬を総取りする方式と、計算量に応じて報酬をもらう方式があります。

② 自社でやる?それとも他社でやる?

一番楽なのは外注です。色々調べなくてもお任せどーんですみますから。
ただ、外注する場合に問題なのがその費用です。
マイニングをメインの事業としてやられている会社にお話を伺ったのですが、最低投資金額が数百万ということでお試しでやるには厳しすぎるということで選定から外しました。
もちろん、直近の収益とかも見させていただいてペイできそうだと思ったのですが、ここに投資してしまうと企業として身動きがとりづらくなってしまうということです。

③ どういう機器をそろえる?

マイニングの計算をするにあたり、パソコンでやる場合と、専用のASICと呼ばれるマシンがあります。
ASICとは仮想通貨(主にBITCOIN)のマイニング専用に設計されたマシンのことで、有名なのはBITMAINというところです。
ただ、最新機種はすでにSOLDOUTになっており、価格も一台数百万はするのでお試しでやるには厳しすぎるということで選定から外しました。

そうすると自社でパソコンを選定してマイニングをするということになったのですが、
マイニングは単純な計算の繰り返しらしく、CPUよりもGPUの方がその計算をやるのに適しているとのことでした。
ならグラフィックボードだけいいやつを買ってやればよくない?と思ったのですが・・・
近年の仮想通貨の高騰を受けて、色々な方がマイニングを開始されているらしく、お店に在庫はなく、転売でお値段倍!みたいな状態になっていました。
じゃあ、在庫がある安いやつをかき集めればよくない?と思ったのですが、古いものほど消費電力に対する計算結果が悪い傾向にありますし、マザーボードが一度に認識できるグラフィックボードにも限りはあるので数をそろえればいいというわけでもなさそうです。

④ 元が取れるグラフィックボードを選定しよう!

使用するGPUからどれくらいの利益が見込めそうかというのが大事になってきます。
それで検討に使用したのがNicehashというサイトのマイニングハードウェアというページです。
ここでどのGPUがどれくらいの利益が見込めそうか検討をつけ、試しに買ってみてその相違を確認してみるということから始めてみようということになりました。

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