緯糸入れトラブル ループ⑦

⑦枠高さのチェック
・下糸が極端に高かったり、低かったりしていると織物の端に糸があたり、ループになります。
ワイヤーで枠を釣っている場合は数ヶ月に一度、もしくは織物替えのときに枠高さをチェックしてください。
ワイヤーも長時間使用していると若干ですが伸びます。
特に高密度、高速回転、静止角大の場合はより一層伸びやすいです。

上記の表はあくまで参考値です。もっと複雑な組織の場合は入れ口を観察しながら調整してください。
例えば、多重織の組織で組織ごとに継糸でつながっている場合、枠が全部上がったり下がったりします。
そのため、最も大きく変化するであろうと考えられるところで枠高さを合わせることが重要です。

例えば、多重組織の場合、筬の上顎打ちが発生しやすいですね。
もちろん織り方にもよりますが、場合によっては大半の枠が上にある場合もあると思います。
そういうときは枠をすべて上に挙げた状態で、かつクランク角度を0°近傍に設定し、
上糸が上顎以下になるように目で見て枠を調整していくことをお勧めします。
ただ、これはAJL(エアジェット)のみに言える話で、平筬を使うレピア織機は関係ない話ですね。