AJLの糊の作りの考え方①

AJLの糊作りの考え方

予備知識

糸は太いほど丈夫だが毛羽が多い。  基本的には高粘度・低濃度(PVA)
もし毛羽を気にしないなら低粘度・低濃度(PVA)でもOK
糸は細いほど毛羽が少ないが弱い。  基本的には低粘度・高濃度(PVA)
合繊は綿と比較して糊が付きづらいので、綿よりも高濃度になる。

主材料

デンプン(コーンスターチ)
デバイド抵抗を下げることが主目的
少量で高粘度になるため高濃度の糊は作れない。

化工澱粉

・低粘度  ・粘度安定  ・低温での溶解性が良  ・老化が起こりづらい
高濃度の糊を作るときや残糊が出るときに適している。

デンプンの老化
1日放置で粘度は60%程度ダウン。濃度的には10%程度ダウン。


高密度の定義は、サイズボックスのオープンスペース45%近傍以下

PVA

糊剤のメイン。接着力が強いため、デバイド部分で問題になる。
重合度や鹸化度が様々なものが出ている。
気にすべきは疎水用か親水用かという点に気をつけるべきである。
というのも、疎水用は親水用にも流用しやすいが、新水用は疎水用には流用しづらいためである。
例えば感覚的に疎水用は親水用に流用すると×0.8~0.9倍くらいで考え、親水用は疎水用に流用する場合は0.6~0.7倍くらいに考える時がある。
もちろん使用している重合度、鹸化度、繊維の種類によって異なってくるのであくまで感覚的な話である。

アクリル糊

PVAよりも汎用性が高く、合繊にも接着するが、コストが高い。
綿と合繊で目的の異なるアクリル糊が使われる。