サイジング キャビティボックスでの泡立ち

糊が泡立つとどんな不具合が起こるのか

糊付けが甘くなる

泡立ち方にもよりますが、ひどい場合は糊の液面が見えなくなってしまい、
本当の液面がわからなく、泡だけを通ってしまう可能性があるということになります。

とはいえ、サイズボックスの糊液の流入と流出の流れを考えると上図のようなことが起こるのは
一部のサイザーのみだと思われます。

糸に泡が付くことによって糊ムラになる

おそらくここが糊付け上の問題になると考えています。
泡のサイズが大きい場合、絞った後に泡が付くことが考えられます。
その場合、泡が乗ったところと載っていないところで糊の差ができてしまいます。
ただ、弊社の場合は垂直引き上げ方式なのでこの問題とはおそらく関係ないです。

レベルセンサーが誤作動を起こす

泡がキャビティボックスにある場合、レベルセンサーの検知の仕方によっては誤作動を起こします。
通常よりも液面が高くなってしまったり、逆に低くなってしまったりすることが考えられます。
問題は高くなってしまうと、キャビティボックスからあふれることがあることです。
こちらの記事でも紹介しています。

 

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