畦取り~タイイング間の工程
注目されることは少ないですが、初めてやる人が陥りがちなミスや重要と思うポイントにフォーカスしていきます。
陥りやすいミス
① 畦棒が抜けてしまう。
ビームから糸を切り離し、邪魔にならないように巻き上げるときに多い。
② 掃除するときに織物にゴミがついてしまう。
エアーで掃除するので、噴射方向に気を付けないと織物にゴミがついてしまう。
特に油汚れが織物についてしまうと、その部分は使えなくなることが多い。
重要と思うポイント
① グリスアップを忘れない。
グリスアップを忘れると、その部分が焼き付いてしまうことがあります。
② 掃除をするとき、各部を目視確認する。
駆動部周辺(金属の削りカスみたいなものがないか、ワイヤーが破れていないか、ゴミがたまっていないかなど)
糸が絡みついている場所はないか(特にモーターのプーリー辺り)
難しいと思うポイント
① ビームをセットする。
専用の器具があれば問題ないですが・・・
弊社の場合は、ビームと織機の位置を合わせた後にジャッキにて片方づつを持ち上げて、
下に番木を置いて高さを調整して突っ込みます。