1ピックごとのデータを追う
上図はWF1の値をピック毎に見たデータになります。
P1~P10は検知した角度になります。最低でも数回検知する必要があります。
初期設定は6回くらいに設定されていたと思います。
P1~P3が他の値と比べて飛び抜けていないか
飛び抜けている場合、ゴミなどを検知している可能性があります。
ゴミなどを検知したままにしていると、実際に到達している角度よりも早く到達していると勘違いすることがあります。
各値が毎回同じような値になってきているか
例えばP1が204°くらいをセンターに±数度くらいずれるのは問題ありません。
しかし、10°以上ずれる場合は何かしらか異常が起きているサインになります。
以前投稿した緯糸緩み④ような状態になっている場合、10°以上ずれることがあります。
P10まで検知できない場合がないか
検知できる範囲が狭すぎるときがあります。
エンド側で糸姿勢が悪い時や、筬揺れ、フィーラーの位置などが主な原因です。
糸姿勢が悪い場合はサブノズルの圧力や、高さ、角度が原因です。
筬揺れは揺れ防止のアタッチメントをつければ解消します。
フィーラー位置は推奨位置に設置しましょう。
最悪フィーラー自体が壊れかけていることもあります。