手袋編み 破れについて

導入したばかりなのに破れるものが出てきた!

なぜか指先が破れるものが多発しました。
さすがにまだ機械は入れたばかりなので別の要因でしょう。

糸を色々変えているときに発生

この破れが出始めたのはCSYという糸をメインにしてから出始めました。
CSYとはコアスパンヤーンの略で、今回使用したものは芯材にウレタン、周りを綿で包んだものになります。
ウレタンを使用しているので伸縮性に富んでいるという特徴を持っています。

伸縮性がある糸だけというのがまずいと推測

手袋編み機は糸をフックにひっかけていって編んでいきますが、フック間の距離は生産性を上げるためにかなり短いです。
そのため、伸縮性がある糸だと若干緩んだ時に別のフックに絡んでいるのでは?という推測しました。
伸縮性を抑えるために別の糸と混ぜて編んでみた結果、

①40番手の単糸の綿+CSY → 穴が空いてしまう。
②20番手の単糸のTR(ポリエステル+レーヨン) → 穴は空かなくなった。
ちなみにこのCSYは20番手相当の太さです。

おそらく同等程度くらいに太くないと、伸縮性を抑えることが難しいのでしょう。
まだわからないことだらけですが、色々作ってみて品質を向上し、付加価値を付けていきたいと思います。

 

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