織物を変えるときの違い
ロッド方式
織物を変える時にヘルドロットを入れ替える方式。枠はそのまま流用する。
そのため、種を保管する時に保管スペースが少なく、かかえる部品点数(枠枚数)が少なくて済む。
ライダレス方式
織物を変える時に枠ごと変える方式。
枠ごとの特徴
ロッド方式
ロッドを枠に固定するため、ロッド自体が柔らかい素材で作られることから高速回転すると削れていってしまう。
また、ところどころを樹脂フックを使って枠に固定するため、どうしてもヘルドがない区間ができてしまうので高密度な織物に向かない。
ライダレス方式
最初から枠にロッドが固定されているため、高速回転しても削られずらい。
ロッドもフックをつけないため、均一にヘルドが並ぶことができ、高密度織物に向きます。
どちらを使う?
主流はライダレス方式
日本国内はまだまだロッド方式も多いみたいですが、海外はライダレス方式が多いようです。
日本の場合、工場が狭い場合が多いため、ライダレス方式が入れづらいところも多いようです。