緯糸張力補正装置ABS

どんな装置?

緯糸が到達する前にこの装置が動作すると、糸そのものにブレーキをかけ、到達時のショックを軽減します。

メリット

弱糸が到達時に切れにくくなったり、緯糸緩みが減ります。

デメリット

到達前にブレーキをかけるため、若干遅くなります。そこで到達角度を早めることになるため、結果的にエアーの消費量は増えます。

構造

エアーの通り道にコの字型をしたブレーキを設置します。
このブレーキ部分が、糸が射出されるたびに上下に作動し、糸にブレーキをかけます。

動作とタイミング

T1は緯糸入れ前の解除のタイミングになります。基本的には0~5°で設定します。
T2はブレーキONタイミングになります。到達角度の-20°くらいが標準です。
T3はブレーキOFFタイミングです。T2から+30°くらいが標準です。
T4はブレーキをONにして糸を引き戻すタイミングです。目安は5°くらいです。

T1とT2の間にある赤い点は緯糸を射出するときの角度あたりを示しています。
T3の横にある赤い点は到達角度あたりを示しています。
T4の横にある赤い点は左カッターのタイミングあたりを示しています。

糸の材質によってブレーキをかける量は異なってきます。
足りないと思ったら、T2を早くする、もしくはT3を遅くするなどしてみてください。
かけすぎてしまうと余分にエアーを消費してしまったり、到達角度の標準偏差が悪くなったりします。

 

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