① サブノズルとバルブチェック
・サブノズルの圧力は小さくないか
サブノズルの圧力設定の基準として、まずはメインノズル以上であることが条件です。
これは織機によって異なりますが、少なくともメインノズル以下に設定することはありません。
次の基準は実際の到達角度と計算上の到達角度の差が10°~20°くらいになるようにしてください。
・サブノズルの噴射区間は短くないか
噴射区間の長さは織機によって異なります。が、長い分には問題になることは製織上あまりありません。
(風合いや左右差を気にする織物の場合は別です)
噴射開始が早すぎるかもと思う場合は長くしてみてください。
・サブノズルの噴射角度に問題はないか
サブノズルの高さを変える時に噴射角度が変わってしまうときがあります。
適切な方向でない場合、サブノズルによる搬送力が落ち、緩みの原因につながります。
・サブノズルやバルブにつまりはないか
一部のサブノズルやバルブにつまりがある場合、搬送力が落ち、緩みの原因に繋がります。