止め段の発生とその対策(機械的手法)

製織中に様々な理由で織機が止まることがあります。
その時に色々な止め段と言われる欠点が出ます。その一覧と対策について。

厚段と薄段が最もよく見かける止め段ではないでしょうか?

枕段は綾などでよく見かけます。

ループ段は低密度、粗密度の織物でよく見かけます。

① 厚段対策について
厚段はなぜ出てしまうのか、というと打ち込み力が強いために起こります。言い換えれば、打ち込み力を弱めればよくなります。
機械的なセッティングとしては
1.経糸の上下の張力差をなくすと打ち込み力は弱くなるので、バックを下げる、ドロッパー部を下げる、開口タイミングを後ろに下げる、開口量を小さくする、張力を下げるというのが有効です。
2.最初の筬打ちの力を弱めるために運転開始角を後ろに下げるのが有効です。

②薄段対策について
厚段対策の逆を行います。

③前枕対策について
出てしまう原因については基本的には厚段と同じです。そのため、対策は厚段と同じようにやるのが効果的です。

④後ろ枕対策について
前枕対策の逆を行います。

⑤ループ段について
出てしまう原因については厚段と同じ考え方です。そのため、対策は厚段と同じようにやるのが効果的です。